小説

黄色い花の紅

アサウラ「黄色い花の紅」(きいろいはなのあか)。レーダーチャートでいうと、一カ所の角が突出してる。ゆがんでる。←ホメてます 銃へのフェティシズムが異様に濃い。第二部の、射撃場でのシーンがとてもリアリティにあふれ、迫力があります。黄色い花の紅 …

レインツリーの国

有川浩「レインツリーの国」読む。海外ドラマ「白バイ野郎ジョン&パンチ」で、ホルモン異常のために背の低いひとに向かって、ジョンが言ったセリフ、「普通のひとにも思いやりを持ってください」ってのを思い出しました。筆者はあとがきで「社会的主張のた…

スカイ・クロラ

まだキャラもメカも発表されていないのに、押井監督がしゃべってるのを聞いているだけで体がブルブル震えてくる。期待しないようにしているのにな(^^)。

ヤングガン・カルナバル、ドラマCDのキャスティング

柚木涼香! 小山力也! 武装錬金! 『24』-TWENTY FOUR-! なんて豪華なキャスティングなんですかYGCドラマCD。人気声優ばっかりではないですか。 ↓キャスティング http://fmkkoe.blog27.fc2.com/blog-entry-259.html#trackback

φは壊れたね

森博嗣「φは壊れたね」読む。S&Mシリーズは、エピソードのひとつひとつが魅力的でした。本格推理というワクの中でめいっぱい繰り広げられる喜劇や悲劇が好きでした。Vシリーズの一作目「黒猫の三角」はその点においてアレだったので、森博嗣からしばらく離れ…

じてんしゃ日記

高千穂遥と一本木蛮のコラボ日記まんが「じてんしゃ日記」(早川書房)。わたしこれ読んですぐにスネ毛を剃りました(^^)。「並木橋通りアオバ自転車店」とか「OverDrive」とかのまんが・アニメが好きなひとはぜひ! いまじぶんが乗っている自転車に愛着が湧…

作家トマス・ハリスの権威

「アーリー・モーリー・バード」で思い出した。モーリー・ロバートソンが機内で読むために、ペーパーバックの「ハンニバル・ライジング」を買った話。日本語訳では登場人物のセリフは格調高いものになっているけど、原文はほんとに文字通りの、悪い意味での「…

アマゾンオリジナルブックマーカー

アマゾンオリジナルブックマーカーが本とともに届いたのですが、これって問い合わせ先は「オンワード樫山」になってる。アパレル商品なのかしら。革製だし。

電気ブランサワーの味

「夜は短し歩けよ乙女」に出てくる電気ブラン……はわたしには強いお酒なので、カクテルである電気ブランサワーを注文。届いたのちにカリンコリンに冷やして一缶。ちょっと苦味があるので、お酒の好きなひとむけですね。

鴨川ホルモー

万城目学(まきめまなぶ)「鴨川ホルモー」印象批評。おもしろさをチイとも感じられないのはわたしの理解力が足りぬせいなのでしょう。印象的であるはずのシーンがすべて! ことごとく! わたしのセンスにまったく合わぬのですッ。でも世間的には大好評の本…

「図書館危機」印象批評

「図書館戦争」には笑いと切迫感とがあった。「図書館内乱」には驚きと涙、そして使命感の表出があった。この「図書館危機」には社会批評よりも何よりも、大きな感動がある。恐るべし、有川浩。本屋大賞も直木賞もバンバン取ってくれ。もっともっともーっと…

電気ブランサワー

「飲食」っていうカテゴリなんぞつくりたくなかったのだが。森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」に出てくる有名なカクテル「電気ブラン」、本を読んでいたら無性に飲みたくなって、楽天で注文をしてしまいました。ただし電気ブランそのまんまだとわたしには強…

森博嗣講演会に当選ワーイ

何を隠そう、わたしは森博嗣のファンクラブ会員なのですが、会員として抽選に応募した森博嗣講演会に行けることになりました。ワーイ。日々の行いがよいからでしょう。フフフ。

「ZOKUDAM」の表紙とカバー

森博嗣「ZOKUDAM」の本のデザインが非常に気になっています。 ↓MORI LOG ACADEMYでの画像 http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/zokudam70718.php

「精霊の守り人」#16「ただひたすらに」

「精霊の守り人」#16「ただひたすらに」見る。美しい構図、重厚な演出、無駄のないセリフ。一篇の劇場映画を見せてもらった気分。エピソード自体はたいへん地味なのに。ぬう……。でも、国家権力って凄い。怖い。

松チョイで「美晴さんランナウェイ」

「王様のブランチ」見る。ブックコーナー、今週の「松チョイ」は、山本幸久「美晴さんランナウェイ」。ある一点を除いて、ライトノベルみたいな飛び道具はない、ふつうの小説なんだけど、「あーっ、『小説』を読ませてもらったなーっ!」っていう気分にさせ…

大いなる助走

筒井康隆のルサンチマン炸裂。芥川賞と直木賞の発表で思い出した一冊。賞の選考委員への怨嗟から書かれた……のかしら。いろんな意味でものすごい小説。特に編集者の長セリフには圧倒されます。ラストも凄まじい。 ……今回も北村薫は直木賞はなし、でしたね。残…

ノベルゲームのシナリオ作成技法

べつにノベルゲームをつくる予定はないですが、涼元悠一「ノベルゲームのシナリオ作成技法」読む。この著者、たしかぜんぶ横組み(!)で発表された小説「青猫の街」のひとですよね。PCゲーム「AIR」「CLANNAD」のシナリオに参加したひとだそうです。これら…

王様のブランチ・ブックコーナー

「王様のブランチ」見る。ブックコーナー、松田さんは今回の直木賞授賞は北村薫「玻璃の天」に、と予測。谷原さんは畠中恵「まんまこと」だそうです。果たして。フフフ。わたし「玻璃の天」のシリーズ前作「街の灯」さえも未読なので、これからあわてて読む…

スカイ・クロラ

森博嗣「スカイ・クロラ」の感想。「ナイン・ストーリーズ」からの引用があるからあからさまだけど、この作品ってサリンジャーの影響をまったく隠していないですね。「死」が妙に軽く描かれる部分とか。 ぜんぜん前知識なしに読んでどびっくりしたんですが、…

週刊ブックレビュー

再放送の「週刊ブックレビュー」見たけど。特集は松井今朝子『吉原手引草 』。「直木賞候補作の」と紹介されていたけど、この番組、いつ収録してるの!? 候補作の発表、7/5でしたよね。けっこう放送直前なんですね。

有川浩インタビュー

有川浩のインタビューがウェブにあったので読む。そうかー、学研の自衛隊のムック、参考になるのか。厚みはそれほどないですが、中身はみっしり詰まってますもんね。 ↓WEB本の雑誌 http://www.webdokusho.com/rensai/sakka/michi68.html

風に舞いあがるビニールシート

直木賞受賞作。表題作をふくむ短篇集。「カラフル」を書いたあの! 森絵都ならば、もっと高みに、あるいは深いところにまで達することができるはずではないのかッ。ヤハリ直木賞は作品に対しての賞ではなく、功労賞なのであろうか。嗚呼。いやまあ、表題作は…

鴨川ホルモー

万城目学(まきめまなぶ)「鴨川ホルモー」(産業編集センター)。タッキーや三浦しをん同様、ボイルドエッグ出身者。 おもしろさをチイとも感じられないのはわたしの理解力が足りぬせいなのでしょう、きっと。印象的であるはずのシーンがすべて! ことごと…

武林クロスロード

よいこの小学館(こたび新設なったガガガ文庫)から発行されていますが、残酷な表現、えっちいな描写が苦手なひとにはとてもお勧めできないけしからん(^^)ライトノベル。本篇同様、イラストもヤリスギです。アクセルを床まで踏み込んでます(^^)。 ただ、わた…

役に立ったコンプリートBOX

暑くなったので、昨年買った「戯言シリーズ限定コンプリートBOX」封入の、いーちゃんが着ているのと同じデザインのTシャツを引っ張り出しました。例の英国空軍の軍用機みたいな円いマークが入っているアレです。なかなかに着心地がよいです。

DVD化! 江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間

なんとびっくり、タイトルや内容が政治的に正しくないことが理由で*1、今現在は国内ではソフト化されていないカルト映画、石井輝男監督「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」が米国版ながらDVDソフトに! もうこれで池袋の新文芸座に行く必要はなくなるのか!? ………

ザ・シューター 極大射程

一見して、「スターリングラード」、「ジャッカルの日」、あるいはトム・ベレンジャー主演「山猫は眠らない」を連想する。傑作狙撃映画がまたここにひとつ誕生しました。でもなー、「スターリングラード」や「ジャッカルの日」は、プロフェッショナル同士の…

佐藤友哉on王様のブランチ

「王様のブランチ」ブックコーナー、総合8位に佐藤友哉「1000の小説とバックベアード」ランクイン。特集コーナーではインタビューも受けていました。…………ユヤタンがベストセラー作家になるとは。いやわたしは「フリッカー式」と短篇をいくつかしか読んでいな…

アマゾンのブックマーク(キャンペーン)

以下引用。「2007 年6月1日(木)〜2007年7月31日(火)までのキャンペーン期間中、Amazon.co.jp で書籍を3980円(税込)以上(注:1回の注文の和書・洋書合計金額が対象)ご購入のお客様に、「Amazon.co.jp オリジナルブックマーク(ブラック、またはイエロー…