映像温泉芸社#14『映像温泉芸者対映像温泉芸社』

なにもせんほうがええ。←デンキネコ新作にはこのセリフはなかったですが 行ってまいりましたよ、「映像温泉芸社#14『映像温泉芸者対映像温泉芸社』」於・中野区野方区民センター。この日を指折り数えて待ってました。


「恋のユラユラ大作戦」が仮題としてつけられていましたが、上映時の実際のタイトルは「琴似沈没」。は、範囲が狭い! ローカル! 「日本ふるさと沈没」みたい! と思ったら物語が進むにつれスケールアップ。すんごい大風呂敷。あー笑った。


「デンキネコ」がたといバカ映画←ホメてます であったとしても、この作品のプロットはちゃんと大衆芸能の王道を踏襲していて、ファンダメンタルというか、土台の部分がしっかりしてるからラストではカタルシスが得られて、感動して涙さえにじんできます。中村犬蔵監督の力の凄さをあらためて思い知らされました。