押井守 戦争を語る

赤貧をジャブジャブ洗うというのに、大枚3000円をはたいてトークショウ「押井守 戦争を語る」を聴いてきました。第4回だそうですが、わたしは初めて。於六本木ヒルズトークに興が乗って20分くらいオシたので、モトはとれたかと思います(^^)。仁義として詳細は書けませんが、さしさわりがない範囲でメモします。押井監督の「発言はこの場だけのものとする」という掟がありますので、よしなに。
前半はリアル戦争についての話題。東京タワーが低く思える天下のヒルズ40Fで、たしかにいろんな意味でデインジャラスなセリフが炸裂しました。たいへんに勉強になりました。テレビでおなじみ、岡部いさくのホンモノを見られたのがうれしかったです。
後半、樋口監督をゲストに迎えた「ローレライ」のパートで、押井監督が映画のネタに触れすぎるのは止めて欲しかったです。樋口監督が困ってました(^^)。樋口監督はじつにいい味のキャラクターをおもちのかたでした。よく通る声だし。「アヴァロン」など、押井作品の批評的な見方は勉強になりました、いろんな意味で。
休憩時間は展示物の撮影をしました。1/32だったかしら、大きな駆逐艦と、押井監督が例のマークをデザインをしたB29、あと××××がデザインしたという××××の模型がありました。樋口監督が×××・×××のつもりで発注したら、上がってきたのは××××××だった、名前に合ってないじゃん! というシナモノ。B29のマークも、ほんとは××だったはずなのに、上がってきたのは犬小屋。監督と呼ばれるひとたちは、ひとの話が聞けないのかしら?(^^)
そののち物販コーナーへ。あれ? どこかで見たお顔、と思ったら井上伸一郎。「ローレライ」特集のガンダムエースなどが売られていました。
イベント終了後、頭にカーっと血が上っていたので、樋口監督サイン入り「ローレライ キャラクター・ファイル」(書肆でいま売られている380円の雑誌。ガンダムエース増刊)と宣伝DVDつき前売り券を買ってしまいました。話題作の場合はムックや研究本がいっぱい出ることもあり、さいきんは映画館ではパンフを買わないようにしています(ロード・オブ・ザ・リングのは買ったけど)。キャラクター・ファイルはパンフのかわりとして。前売り券はもともと買うつもりでしたし、値段も変わらず1300円だったので。
あと、お名前は書きませんけど、マニアックなイベントの運営や某食玩の企画などで活躍しているかたが裏方として会場を飛び回っておられました。終了後に気がつきました。
閉会のときの、岡部いさくのことば「世界が平和でありますように」というのが笑えて、なおかつ泣けました。まったくほんとその通り、と思いました。

↑もし文字化けしていたらすみません。直しました


わたしのポンチなものよりも、↓こちらの的確なレポートをご覧いただければ、よりご理解がいただけると思います。
映画をめぐる怠惰な日常
http://d.hatena.ne.jp/molmot/20050226