「雲のむこう〜」と「ハウル」と

雲のむこう、約束の場所」と「ハウル」とについて、某mixiで熱いコメントをしてしまいました、アニメをふくむ映像にたずさわるプロの日記に!(^^) 無謀なわたし。猛省しています。
わたしもよしゃアいいのに、ネットでまた「雲のむこう、約束の場所」に関して「脚本がダメ」だの「構成がなってない」だの「リアリティに欠ける」だのというどあほうきわまる感想を見てしまい、ビリーバーであるわたしは頭に血が上ったので、お師匠のmixiでクダをまいてしまった次第。いけませんね。
ネット上の肯定的な感想は、見るべきところをちゃんと、という感じですが、否定的なものはわたしの目からすると批評のテイをなしていません。こ、この痴れ者どもがッ。ハアハア。嘆かわしい。みなさんもネット上のアニメ批評なんかこんりんざい読んではいけません。 ←まだ頭に血が上ってます
さてハウル。「ハウル」は、フランスやイタリア、中国、もっというとアルメニアグルジアギリシャのような国のひとたちがつくる、ハリウッド・ブロックバスターから遠い位置にある映画のように、芸術映画なんだけど愉快&珍奇なイメージ、不思議なユーモアやペーソスをお客さんに提供するのが眼目、と感じます。
雲のむこう、約束の場所」も「ハウル」も、どちらも「〜は〜でなければならぬ!」という固定観念が鑑賞の邪魔になるところが共通しています。←まだ血が上ってます