ミサイル原子力潜水艦ペンシルベニア

……ヤハリ米国ってすごい国ですね。いろんな意味で。潜水艦の中でパン焼いてるし。録画した「日高義樹のワシントン・リポート」見る。米オハイオ級ミサイル原子力潜水艦ペンシルベニアの取材&もと国防長官シュレジンジャーへのインタビュー。
クルーは「ゴールド」と「ブルー」の2班が交代であたり、艦長もふたりいる。どっちがえらいんだろう? やっぱゴールド? ミサイル発射口の開閉される様子がテレビに映るのは初めてだそうです。うわ弾頭のアップが映ってる。「EXPLOSIVE」とステンシル体で書かれています。……部外者が来るから核ではなくて練習用の弾頭に変えてる……ってことはないよね……? フタが開ききったあと、弾頭をかこむターレットがわずかにカキっと回転するところまで見えていました。
狭いはずの潜水艦でありながら、廊下は航空母艦と同等のサイズだそうです。コックさんとしての教育を受けた兵士がパンを焼いています。食事は4回/1日。「士気に関わるので食事は重要」とは艦長。仕事がキビシイと、たしかに食事と睡眠とがとても楽しみになりますものね……。画面ではよくわからなかったけど、食糧倉庫の壁がゴポっと着脱可能になっていて、材料を収納するための棚を、まるごと艦内と外とを往復させるらしい。
合計24基の、朱色に見えるミサイル発射筒も映っていました。さすがに撮影はアレだけど、日高さんはミサイルのコントロール・ルーム(発射を担当するふたりの技師がいる部屋)にまで入っていました。イラク最前線といい、こっちの潜水艦といい、昨今の米軍はテレビに対してサービスが良い。
…………たしかにこんなメガデス&オーバーキルな船に乗ったら、反乱を起こしたくなる気持ちもわかりますね……。←現実とファンタジーの区別がついてません