マンガノゲンバ「うさぎドロップ」

ためこんだ「マンガノゲンバ」(NHK衛星2)をチビチビと見てます。宇仁田ゆみうさぎドロップ」。まずわたしの目に付いたのはその作画環境。
建築家である旦那さんがiMac上で*1、ライトウェーブかなにかの3Dソフトで背景をサクサクと作画、宇仁田氏はメインキャラをタブレットPC上でペン入れ、そしてそれらをフォトショップ上で合成。テレビ画面で漫画を見ている限りだとデジタル仕上げとはぜんぜんわかんないけど、完全にハイテク環境だったのには驚き。いやべつに驚くことはないのですが、なにせアトリエ兼自宅の周囲は田園風景なもので、その電脳コイル的な雰囲気にわたしはヤラれてしまいました。しかし子育てと漫画執筆を両立させているその生活ぶりに、ほんとうに頭が下がりました。肝心のまんがも、特殊な設定でとってもおもしろそう。


そーいや近々、タブレットタイプのPCでなんかものすごい性能のシナモノが出るらしいですね。すでにわたしには無縁に近くなっていますが(^^)、デジタル導入に積極的なプロ作家にはありがたい環境になるでしょう。
↓これね
http://tablet.wacom.co.jp/what/detail/detail_press.html?nno=476


今思い出した。松尾スズキ監督「恋の門」で、プロ漫画家志望の女の子はおれと同じタイプのiMacでサクサクと仕上げをしていたな。いやもちろんわたしも同じようにやっていたから、不可能じゃないですけど。

*1:iMacもほんとハイクォリティになったなあ! わたしが持っているパワーPC・G3水滴タイプのような、以前の型式は決してプロユースではなかったもの!