季刊エス10月号の「電脳コイル」特集

季刊エス10月号の「電脳コイル」特集を読む。「電脳コイル」、今後数回にわたって同誌上で取り上げられるそうです。インタビュアーのことばを引用しますね。
<設定としては「光車よ、まわれ!」(天沢退二郎)のイメージもありますよね>
だからイサコの名字が天沢だったのか! 疑問が氷解。「光車よ、まわれ!」は言うまでもなく有名な児童文学。内容を忘れているので再読しようっと。天沢退二郎宮沢賢治研究でも有名な人。「耳をすませば」にもキャラに名字が使われてるでしょ? 
……「おおきくなりません」もそうだけど、ほんとに内容がポロポロ頭からこぼれてしまうわたしです。再読のたびに新鮮に感じられるからお得なんだろうけど。


インタビュー読むと、磯監督はかなりの、というか凄まじい凝り性らしいですね。DVD限定版の特典映像でもそれはわかりますけどね。「演出家の背中にはドスが何本も突き刺さっている」とは押井守の言葉ですが、「電脳コイル」の毎回の超ハイクオリティぶりを見ると、磯監督の背中にはいったい何本の……。