カルト映画「スパイナル・タップ」

書肆へ。雑誌「映画秘宝」をチラと読む。……なにッ、「スパイナル・タップ」がDVDになった!? 帰宅してすぐにアマゾンで1click購入してしまう。1500円だったもので、つい……。
この「スパイナル・タップ」、未見なのですが、ロブ・ライナーのデビュー作にしてカルト映画扱いされているらしいです。「スパイナル・タップ」という架空のバンドのドキュメンタリー、という体裁で作られているらしい。何かのTV番組でローリーがホメていたのを聴いて以来、ずうっと前から見たいと思っていたのです。「カルトコレクション」と称して、ユニバーサルから20作品が廉価で発売され、そのうちのひとつのようです。


しばらく前にネットで、「米国で選ばれたカルト映画ベストテン」というのを見ました。「カルト映画」といっても、たとえばデビッド・クローネンバーグ監督の「ビデオドローム」とか、怪優ディバインが出ている「ヘアスプレー」みたいな、いかにもマニアック、というものは確か入っていなかったと思います。少年と老婆との愛の交流を描いているという「ハロルドとモード/少年は虹を渡る」や、これはメジャー作品だろ? と思ってしまう「ショーシャンクの空に」などが、「スパイナル・タップ」とともにランクインしていました。「カルト」の定義ってなんなのでしょう?