戯言コンプリートBOX受け取り

タグに入ったサインは印刷でなくって、西尾維新が20000超の数を自筆したのかしら? 通しナンバーは9842でした。……ええ、件のやっちまったシナモノを近所の書肆で受け取ってきたんです、「戯言シリーズ限定コンプリートBOX」。単なる紙製の本箱に6000円ですよブラザー。いいえ! いいえ! 後悔などしていませんとも! ファンですから。←予約が始まる前はさんざん出版社のワルクチを書きましたがすでに忘却しました


お店に入ったとたん、レジの前にでっかい運搬用ダンボールに詰め込まれたそれが目に入ってきましたよ。うんとこどっこいしょ、と小脇に抱えて帰りましたとも。フーッ。


さてダンボールから取り出してみると……おおっ? 紙製とはいえ、特殊な加工が表面に成されていて、なかなかにさわり心地がよいです。皮製の旅行鞄を模したそれは、ウェブの写真での印象とはずいぶんとちがって、素敵な色味とほどよいタテヨコ比。またしても画風の変化した竹さんのイラストが、きれいな印刷で映えています。うーん、「持つ喜び」がちゃんとあるじゃないか! 


錠前を模したベルクロ・テープをはがしてパカっと開けると、なるほど、「戯言シリーズ」の各巻を表紙が見えるように収納する仕様です。てっきり背表紙が見えるように入れるもんだと思っていました。
いーちゃんのシンボルというか、英国空軍のマークみたいな円い模様が入ったTシャツがメインの付録と言えるかしら。さらに中に入っている平べったいダンボール箱を開けると、「取扱説明書」が入っていました(^^)。
平たいダンボール箱の中のオマケは、50×80×5ミリくらいの豆本にまとめられた書き下ろし短篇「栄光の仕様」。「戯言シリーズ」とは無関係だそうです。表紙に金色で箔押しされたような印刷の著者名「西尾維新」のフォント、実に良い味があります。


ほかには「戯言ティッシュ」。小説のネタバレになるから詳細は書けませんが、駅前で配られている消費者金融会社のティッシュよろしく、請負人の宣伝用です。URLまで入っています。ほんとに存在するのかしら? このサイト。
あとは、竹さんのカラーイラスト入り樹脂製しおり5枚セット、零崎人識(ぜろざきひとしき)タトゥーシール(竹さんの楽しい4コマまんががつけられています(^^))、戯言ポストカード12枚セット。年賀状仕様も含まれています。さて、お茶を喫しながら豆本を読むとしますか……。