ジブリ美術館で「星をかった日」を観る

三鷹の森ジブリ美術館(正式名称は三鷹市立アニメーション美術館。知ってた?)に行ってきました。今回で3度目の来場です。吉祥寺通りは暑かったな。土曜日のせいか、ご家族連れの多いことおおいこと。それとも平日でも同じだったかな? 今回は、外国のひとの来客も多い印象がありました。入場時にもらった生フィルム(入場券と映画のチケット兼用)は、なにかにぶらさがっているパズーでした。


念願の、というとおおげさですが、館内の映画館、土星座で観られた宮崎駿監督「星をかった日」は、想像する以上に素晴らしかった。たった16分の作品とは思えないほどにイバラード世界の魅力たっぷり。なんという芳醇な、そして自由闊達なイメージの奔流! 声優も良かった。また観たい! 7/31までの上映だから、未見の方は急いでローソンへ走ってLoppiで予約! 「水ぐももんもん」と「やどさがし」もあわせて、今年の新作映画のパンフ3種類ぜんぶ買っちゃった。ああ、このほかのふたつの映画も見たくなっちゃったよ。「やどさがし」の上映は5月の頭までで、もう終わっちゃってるんだよなあ。1000円ケチらずに行っておけばよかった。時間は決して逆流しない。くそう。
土星座スケジュール
http://www.ghibli-museum.jp/welcome/w_tanpen.html

ジブリ美術館 チケット販売状況が見られるページ
http://www.ghibli-museum.jp/


♪タータタタータタタターン 正直言って大きな期待はしてなかったんだけど(^^)、企画展示「アードマン展」もけっこう楽しかったな。わたし好きなんです「ウォレスとグルミット」のシリーズ。不勉強で、劇場映画の「チキンラン」と「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」は未見ですが。「チキンラン」はTV放映の録画はしてあるんだよなー。実際に撮影に使われたというお人形たちなどが展示されていました。あと、「ウォレスとグルミット」から抜き出した、30秒間の映像を編集して遊べる機械があって、インタフェースが良く、これも楽しい。


お土産店「マンマユート」はいつ来ても満員御礼。店員さんは大忙し。わたしは何も買いませんでしたが。ジジのマスコットと、なにかのキャラの絵が入ったペロペロキャンディーはちょっと欲しかったけど。
美術館の中の、いままで見つけられないでいた、細かいところに隠された、クスグリっぽい展示品も今回は見ることができました。ローソンで売っている「公式ガイドブック」で紹介されている、オフィスで机に向かう宮崎監督の図、とかね。えへへへ。某所に置いてある宝箱も、今回、初めて開けてみました。係のおねいさんが「中のものに触ってもよろしいですよ」と言ってくれたので、お言葉に甘えてカオナシのお面をいじってきました。……あ、屋外にあるという、小さいヘンテコなオブジェは今回も見つけられなかった! ちいっ、ぬかったわ。


行きは井の頭線吉祥寺駅を降りて徒歩でしたが、ハタ、と思い出して帰路はバス。万介橋と下連雀の間にある、なんと言ったかな、美術館のすぐ近くの停留所から、うちの近所の停留所まで小田急バスの直通がある。20分で着いちゃったじゃん! 空いていて、ずっと座れたし。なんで最初からバスのことに気づかなかったんだろう。帰りは行きの半分の時間で済んじゃった。ただし電車よりも片道40円ぶんだけ余分にかかりますけどね(^^)。でもバスのほうが乗換えがなくて楽だ。歩く時間も少ないし。ぬむー。
……いや、次回は自転車で行こう。黄色いブリヂストン・トランジット・ライトを転がそう。