ガタカ

アンドリュー・ニコル監督「ガタカ」の感想。なんて美しいお話! よくできてる! 地味だけど、すごくおもしろい。展開にも意表を突かれた。伊集院光が、ことあるごとにラジオでホメていた理由が、ほんと! よくわかりました。意味不明のタイトルで損をしてる。なにかウマい邦題や副題がつけられておれば、もっともっとポピュラーな映画になっていたかも。わたしももっと早く見ていたかもしれません。伊集院光ありがとう。


……優秀な遺伝子をもつ人間が優遇される、厳格な階級社会を舞台にしたSF映画。主人公はこどもの時点で、優秀ではない「不適格者」と断定される。しかし成長したのち、ある手段に訴え、エリートの頂点である宇宙飛行士の集う「ガタカ」への潜入に成功する。主人公は、夢である宇宙への旅立ちを果たすために必死の努力を重ねる。身分詐称の発覚におびえながらも「ガタカ」では能力の高さを認められ、宇宙旅行に選抜されるものの、ある事件が起き、主人公の身辺にも捜査の手が及ぶ……。
SF映画だけど、出演料以外には、それほど潤沢にはお金はかけていないみたい(^^)。でも色や構図がきれいだからゴージャスに見える。ジュード・ロウユマ・サーマン、やっぱりかっこいいねえ。主演のイーサン・ホークの良さは、正直言ってよくわかんなかったけど。ジュード・ロウとそんなに似てるかなあ?(^^) ←映画をご覧になれば意味がわかります。