雲のむこう、約束の場所

NHK衛星2で放送していたので、新海誠監督「雲のむこう、約束の場所」を見る。一年ぶり。感動して泣く。すべてのショットを額装して飾りたいです。ぱっと見ただけで涙がにじむ。再見でもぜんぜん冷静に見ることができません。ただ、劇場で見たときはおぼろげにしかわからなかったことが、今回はほんの少し深く理解できた気がします。特にイントロの数分間とか。でもやっぱり構造を抜き出すとかの研究なんかできない。印象しか書けません。
「一発勝負で飛行機を操縦できるのはおかしい」っていうムキもありましょうが、この世界では自家製飛行機で気軽に飛ぶのがごくごく一般的な趣味なんでしょうね、きっと。戦時下で? という疑問は残りますが。

減点法で映画やアニメを見るのはつまらない。この映画を見ていてほんとそう思います。キズは散見されるけど、見ているうちはそれらを忘れさせるパワーが漲っています。魚が欲しいときには魚屋さんに行けばよい、ただそれだけのことです。←ひとりごと