コミケ68・三日め(2)

(承前)新規にジャンルを開拓をしようと、コミケ会場でわたしが見たものは……「創作(少女)」ジャンル。鳥や犬、お猿といった動物のファン・サークルもここに入ることをはじめて知りました。……はうあ! ね、猫のサークル、どこも萌える! ぬこの嵐だ! ぬこまみれになりてえ! 猫を題材にしたまんがや、飼い猫じまんの写真集もステキですが、お手製の猫グッズがかわいすぎる。「ここからここまで(両腕を伸ばす)全種類ください」って言いそうになってしまった。危ないあぶない。


「CAT-MAP」の、粘土でつくられているらしい、猫を中心においたヴィネットがあまりに可愛かったので購入。700円。なにせ手作り、描かれた顔にひとつひとつちがいがあるので、眼をいちばん細めている感じのものを選ばせてもらいました。キュ〜。←かわいすぎて身もだえする音 全種類買っておくべきだった〜。きょうの日付で表示されている写真がそれです。
サークル名を失念しましたが、猫の眼を透明な球で表現しているマグネットを見たときは萌え死ぬかと思いました。250円。全種類買っておくべきだった〜。
買わずじまいを後悔しているのが「映画は猫映」。猫を題材にした映画パロディ、しかもレトロスペクティブ調の絵はがきで、どれもアイデアの処理がうまくて笑いを誘う(^^)。加えて技術がハイレベル! 後日、書肆で猫の雑誌をかたっぱしから開いて萌え死にそうになっていたところ、「月刊Cat's (緑書房 )」になんと「映画は猫映」の連載ページが。プロでいらしたのね。さもありなん。


猫ではなく大熊猫ですが、桃まんじゅうを抱えた仔パンダが飲茶の円いせいろ(?)にすっぽり収まった小さなマスコットも、ハっと気がついたときには買っていました。400円。♪だあってだって可愛かったんだもん クルクル。←踊りで回転する音 サークルは「M.M.R純情編」もしくはお隣の「ぱんだしゃん!」。どちらかだったか失念してしまいました、ごめんなさい。
あと、猫がメインではないですが、「Mashroom Park」というサークルのグッズは、色もデザインのセンスも、パッケージに至るまでも完成度が非常に高い! 弩・びっくりしました。これは純粋に賛辞の言葉ですが、仮にソニープラザのような一般のショップで売られていたとしてもまったく遜色がない*1。うさみみベイビーのピンズを購入。200円だったかしら。


そりゃフィギュアのたぐいは買ったり譲っていただいたりしてたくさん持っていますが、まさかじぶんがこれほどまでにちっちゃいもの、カワイイものがスキだとは思いませんでした。変なスイッチ((C)森薫)がバチーンと入ってしまったコミケ会場、「創作(少女)」ジャンルなのでした。ブライスプーリップも、会場ではお手製の服でお洒落しているせいか、ひときわ可愛く感じられました。あーっもう! 次回からはこのジャンルがメインだーッ。
……しかしまあ、いい齢こいた男がファンシーなグッズの前で汗みずくで目を血走らせた上に、ああ、おお、と身もだえしていて、さぞサークルさんたちは不気味に思ったろうなあ……。ごめんなさい。でもわたしは自分に正直に生きようと思うのです。人生は短いので。死はいつだって隣に在る。オーイ、メメント・モリ。←しりあがり寿ふうに叫ぶ
↓CAT-MAP
http://www.tcn-catv.ne.jp/~catmap/
↓「映画は猫映」
http://nyan-ei.hadzuki.com/


ぬこまみれ、で思い出したのが和田慎二スケバン刑事」。どのエピソードが失念しましたが、麻宮サキが×××で埋め尽くされた牢に閉じ込められる話があるじゃん? ×××のかわりに仔猫だったらまったくオッケーだなーわたし。ねこたちが自重でツブれたり、窒息したりという問題がクリアされていれば、ですが。

*1:ソニプラって女性用アンダーウェアも置いてあるから、わたしはちょっと入りにくい