リング

録画しっぱなしだった映画を、床に伏せっている間にいくつか鑑賞しました。
♪くーるー 中田秀夫監督「リング」。「ザ・リング2」がアメリカで大ヒット中ということで、見てないと不勉強だな、と思って……。
ああ、こういう「怖さ」がウリだったのか! なるほどねー。……こういうラストに持ってくるのなら、人間関係を変えるべきでは? とか、「家族愛」というテーマと「呪いの媒体がビデオテープ」という題材とを一致させるためには、主人公の職業の描写だけでなく、例えばホームビデオを撮る、などのエピソードが必要なのでは? とか、つながりそうな要素やアイディア、登場人物が描かれているのに、それが活かされていないのでは? などと言いたいことはたくさんたくさんたくさんありますが(^^)、こういうことを思いつくのは見終わったあとのこと。それらの瑕瑾を考えさせないほどに映画に勢いがある、ということです。勢いやノリは完成度よりも大切。ヒットするのがわかります。