攻殻機動隊S.A.C.12話まで

攻殻機動隊S.A.C.」、よーやっと12話まで見ました。#10「密林航路にうってつけの日 JUNGLE CRUISE」はわたしが敬愛する松本淳が演出・絵コンテ。でもこのS.A.C.は全体のトーンがかなり統一されていて、「シスタープリンセス」(無印)で見せたかっとびぶり、突出ぶりは感じられませんでした。あっ、今回は松本淳が参加してる! っていうふうにはわからない。ただ、「絵で見せる」基本には忠実だな、と思ったなー。もっとも、テレビのこちらがわからは、脚本家の功績との区別がつきませんが。
#11、#12は緊張感が高くて良かったです。#12はサブタイトルからわたしてっきり、タチコマが映画監督をめざす話かと思っていました(^^)。
12話まで見た限りでは、なんかこう、エンタテインメントとして大切なものがゴソっと抜け落ちているようなもどかしさを覚えます、S.A.C.。それがなにか、がいまだにわからないのですが。
参考:「シスタープリンセス」(無印)での、松本淳による絵コンテは、以下の四本。研究にお役立てください。

  • #3「お兄様といっしょ」
  • #7「恋する季節」
  • #12「バカンスはラブよ」
  • #21「アニキに me two \(^o^)/〜(ハートマーク)」