文学部唯野教授

フト思うところあって筒井康隆文学部唯野教授」を検索。その結果、「はてなダイアリー - 日刊海燕」08/22ぶんを拝読。勉強になりました。
サイトを公開して、小説の感想を書いてるひとって、もれなく「文学部唯野教授」を読んでいるのかと思いこんでいましたが、わたしの勝手な空想だったのでしょうか。わたしみたいな無学な人間でさえ読んでるから、インテリゲンチャのかたは当然かな、って。
とはいえ再読したら、イントロとラストシーン以外をぜんぶ忘れてましたわたし(^^)。文芸批評が題材なので当然なのですが、「構造主義」の章で、大塚英志「物語の体操」(朝日新聞社)でモハヤすっかりおなじみ、プロップやシモンセンの名前が出てきました。初読ではまったくチンプンカンプンだったところも、今回はちょこっと理解できました、「現象学」以外は(^^;。
http://d.hatena.ne.jp/kaien/   はてなダイアリー - 日刊海燕
文学部唯野教授」は岩波現代文庫ほか、なんか3種類あるみたいです。あとがきが違っているらしい。わたしが読んだのはハードカバー。……当「ライトノベルが最高だ!」の50倍くらい不謹慎な表現があるので、わたしったらなんてまじめな人間なのかしら、という自覚をお持ちのかたは読む際にはご注意。