独立愚連隊

TSUTAYA DISCAS岡本喜八監督「独立愚連隊」。いかにも岡本監督の作品らしく、鶴田浩二三船敏郎が一緒に出てる。豪華二枚看板! と思ったけどメインではない。逆に豪華かしら? 従軍記者役の、主演の佐藤允(さとうまこと)の顔がいいねえ。この佐藤允、わたしもモデルガンで持っているブローニング38口径の射撃が巧い。ネタバレになるけど、ここでただの従軍記者ではないことが示されている……のかな?


印象批評。ヒロインの扱いがぞんざいだし、あんまりストーリーに寄与していないのが気になりました。もちょっと娯楽色が強いのかな、と思ったのだけど、いまひとつ、という印象。でもまさかミステリだとは思わなかった。タイトルにダマされました。「独立愚連隊」という組織そのものに、もっと魅力があればいいのにな、と思いました。タイトルからして、痛快娯楽作品を勝手に期待したわたしがいけないのでしょう。
特典映像を見る。監督のインタビュー。これどこで撮影したんだろう、と思っていたら、御殿場だという。なるほどね。