<ネタバレ大爆発につきご注意>電脳コイル「カンナとヤサコ」感想つづき

前回、「ここでカンナメガネがでてくるか!」とどびっくりしたですよ。なんという構成力。ほんとに無駄がないアニメ。感心するのを通り越してからだが震える。Aロールでメガばあフミエに、オバちゃんヤサコに状況を説明するのを重ねる手法も、飽きさせずに巧い。


今回イントロでの、メガばあオバちゃんの連携が気になる。メガばあ、旅行に行ってるとかいいつつ、なんか暗躍しているのかしら。
ハラケン捜索へ向かおうとしたオバちゃんに追いすがったヤサコ、必死に理由を述べる際に、オバちゃんヤサコイマーゴの可能性を感じつつも「それだけ?」って見下すような表情とるじゃん? あの顔に萌えてしまった(^^)。野田順子になじられてえ〜。


しかしオバちゃんの立場もますます謎。四年前の大事件の引き金を引いた人物がなぜいま公権力の側に? オバちゃんのあまりの能力の高さに、司法取引めいたことがなされたのかしら。


カンナに未練タラタラのハラケンが悲しい&哀しい。よくわかる、というとフソンですけど。でもハラケンも「まだ」もどれないんだ、って言ってたしな。どうかヤサコと一緒に「こっち」でハッピーになれますように。なむなむ。カンナの代弁をしてあげるヤサコ、あれはもう淡い恋などではなく、ハラケンへの無償の愛だよね。泣ける。


冷静に考えると、ハラケンってもてもてじゃないか(そのうちひとりは実のオバちゃんであれ、だ)。なんだよちくしょう、悲しくなんかないやい。あーあもてたいッ。