ライトノベルがブームかどうかはともかく

ひとりごと:ライトノベルがブームかどうかは一読者であるわたしにはわかりませんが、出版社のかたがたには、それぞれの作品が届くべき読者にちゃんと届くような売りかたをしてほしいな、と思います。どんなかたちであれ、ライトノベルが「外の世界」からの注目を集めているとするならば、そこをもっともっと改善してほしいな、とだけは思います。
さいきんはさすがに見かけなくなった気がしますが「ホラー作家・乙一」のような明らかにあやまったレッテルを貼って、作品、作者を売り出すのはホントごかんべん願いたい。わたしはコワいものがてんでダメなので、「うわーホラーは関係ないなー」と思いこんでしまい、乙一を読みはじめるのが大幅に遅れました。羽住都のイラストに惹かれて読んだ「失踪HOLIDAY」がさいしょ。もっとも、このころはすでに「切なさの達人」に変わっていましたかね(^^)。
べつに出版業のひとを批判するつもりはぜんぜんないのですが、エリートのかたがたは、わたしのようなナチュラル・ボンクラーズとちがってみな一流大学を優秀な成績で卒業し、厳しい競争を勝ち抜いているのでしょうけど、そういう頭の良いひとたちの欠点は「じぶんには、もしくはじぶんの所属する組織には、現状のままではできないことをまっさきに見極める」ところです。こんなことできない、不可能にきまってんじゃん、無理ムリ、というところを、なんとか工夫してできるような方法を模索するのがビジネスじゃん? 実利を追うばかりで結局は厚みを逃がすのが中途半端に頭のよいひとたちの……長くなるのでこのへんで。
↑論点がズレまくった文章ですみません。頭が疲れています
失踪HOLIDAY (角川スニーカー文庫)