ライトノベル☆めった斬り! 感想02

ライトノベル☆めった斬り!」で強く推されている、とみなが貴和「EDGE」は、正直言って「えっ、いまあえてプロファイル?」と思いましたが(^^)、描かれる事件の描写には幻惑を伴うような奇妙な感覚とリアリティとの両方があって、うーん、こういう小説があるんだ、と感じ入って、考えをあらためました。まだ一冊しか読んでいませんが……。
あと、なんかネット見てる限りだと、なにかと悪い意味での色物あつかいされる「ドクロちゃん」が、この本ではライトノベルのひとつの代表的作品とされているのがうれしかったです。喜びの踊りをおどってしまいました。「四つの頂点」のうちのひとつに挙げられてるし。まあ「(ライトノベル度は)小説の優劣とは関係ない」とことわりがきはあるので、この本における「頂点」は必ずしも……(^^)。
「めった斬りブックガイド既読調査」で、チェックした項目数:41 でした。あんまり読んでないつもりでしたが。
めった斬りブックガイド既読調査
http://homepage3.nifty.com/alisato/lameta/index.html
↓「この本を読んだ人はこれも読んでますリストから」引用。「獣たちの夜」をチェックした結果。

上位よりも下位の書名にご注目。女の子向け文庫がほとんど読まれていないという、たいへん男性的な結果です。

はい。自覚してます。マッチョな読者です。氷室冴子茅田砂胡読んでるくらいじゃ甘いか。くすん。「獣たちの夜」が果たしてライトノベルなのか……。まあ「ライトノベル☆めった斬り!」をきっかけにもっと読まれるようになるといいな。おもしろいから。吸血鬼モノのファンはゴウ。

獣たちの夜―ブラッド ザ ラストバンパイヤ

獣たちの夜―ブラッド ザ ラストバンパイヤ