作家ふたり

毎日新聞で訃報読む。種村季弘。伝説上の人物かと思いこんでましたが、まだ71歳か……。天寿を全う、とはとても言えない年齢ですね。わたし不勉強であんま多くは読んだことないんですが、奈須きのこが「空の境界」を執筆した際は、澁澤龍彥と、このひとの本とがきっとデスクのわきにあったのではないか、などと想像します……(^^)。これを機会に、というのもナンですが、著作をいろいろと読んでみたいです。オーケンがTVで紹介したカスパー・ハウザーについての本は、たしかこのひとの本だったかなあ。
訃報と言えば、「ザ・スニーカー」で吉田直の追悼記事を読みました。34歳。大人気作家になるような強運の持ち主でも、病魔は見のがしてはくれない、ということなのでしょうか。公平なのか、不公平なのか、わかりません。
人生は短い。今を生きよう(『心理探偵フィッツ』より)。