マルドゥック・ヴェロシティ1を少し

冲方丁(うぶかたとう)の新作「マルドゥック・ヴェロシティ1」(ハヤカワ文庫JA)を少しずつ読んでいます。強いて「スター・ウォーズ」に例えればエピソード1にあたるのでしょうか。ウフコックがなぜにあれほど苦みばしったいぶし銀の魅力を放つようになったかが良くわかります。
さいしょ「えーっ、『マルドゥック・スクランブル』の前日譚? バロット出ないの?それじゃ女っ気がなくていやだなあ」などと思っていましたが、いやこれが意に反して猛烈におもしろい。さすが冲方丁(うぶかたとう)。参りました。