憂歌団のヴォーカル

♪パチンコパチンコ パチンコにゆくのさ(憂歌団『パチンコの歌』) 先週、山下達郎「サンデーソングブック」(TOKYO FM)を聴いていたら、憂歌団(ゆうかだん)のヴォーカルの名前を山下さんは「キムラミツキ」と言っていた。あれっ、わたしの記憶では確か木村秀勝(きむらひでかつ)ではなかったか、と思って検索したら、「木村充揮」に変名してたんですね。ちなみに今週の放送で、リスナーの指摘によって、読みをミツキでなくアツキが正しい、と訂正してました、山下さん。なんでも手持ちの資料にはミツキとあったそうです。いかんですね。


森脇真末味「おんなのこ物語」(もりわきますみ おんなのこすとーりー)っていう、音楽をモチーフにした少女漫画に出てくるバンドが、「パチンコの歌」を演奏するシーンがあって、それで知りましたわたし、憂歌団。いくつかアルバムを聴いてみました。とてもとても感動しました。特に件の木村充揮の声がじつに! じつに良いんですよほんと。心の奥底までに染み渡りますね。基本的にブルースのバンドなんでしょうけど、とっても聴きやすいメロディーです。ブルースにはてんで門外漢のわたしでも良さがわかるもん。
さいきんのミュージシャンで言えばラブ・サイケデリコみたいな感じかな、憂歌団って。ラブ・サイケデリコも、箸が立つほど濃度、粘度の高いどろっどろのブルーズ・ロック(あえて原音に近い表記で)をポップスの感覚たっぷりに演奏してるじゃん? でも比べるのには無理がありすぎ? ごめんなさい。 
↓公式サイト 木村充揮プロフィール
http://www.kimuraatsuki.com/profile.html