福祉ネットワークで小径自転車

新聞のテレビ欄を見て、むむ、と思い、NHK教育TV「福祉ネットワーク」チラと見はじめる。お題は「自転車シニア 団塊の世代へのメッセージ」。「こぐこぐ自転車」なる本を書いた、伊藤礼というもと大学の先生と、アナウンサーのひと、町永俊雄が颯爽とミニベロ(小径車輪の自転車)で街中をゆく、の図。ふたりともちゃんとヘルメットをかぶっていました。小径折りたたみ自転車、ブリヂストン・トランジット・ライトに乗る身としては楽しそうな番組だ。


先生が乗るのは、細かい車種まではわかりませんが、フレームの形に特徴のあるダホン(DAHON)で、アナウンサーさんのは、ハンドルの曲がり具合や、リアキャリアの形からしてたぶんブロンプトンBROMPTON)。ホイールベースが長いし、リアサスペンションもあるから乗りやすそう。どちらも小径かつ折りたたみ可能の自転車ですね。字幕に「協力:ミズタニ自転車」とありました。多くの輸入自転車を扱っている会社ですよね、確か。ブロンプトンを提供したのかしら。
先生はダホンを、電車や飛行機に乗せて、旅先で乗って楽しむ、とおっしゃってました。おお、折りたたみの利点をフル活用! わたしは伸ばしっぱなしにしてますが(^^)。わたしの持っているムックによると、JRほか私鉄各社では、折りたたんで輪行袋に入れれば無料で自転車を車内に持ち込めるそうです。


いたって地味な内容でしたが、ついつい番組の最後まで見てしまいました。しかしやっぱりダホンはかっこいいなあ。フレームの断面が円いのと、そのフレーム自体がとても細いのがかっこよさの理由だと思う。これでお値段が手ごろなら言うことないのですが。ブロンプトンも、フレームのゆるいカーブがかわいいですが、こちらも最安値でも7万円くらいと、確かちょっと値段が張るはず。もっともわたしのトランジット・ライト(変速機つきタイプ)だって定価で買ったら5万円近くするもんな。わたしのは旧タイプだったせいか、たまたま値引きで買えましたが。リア・サスペンションがあれば言うことがないのですが。サスペンション付シートポストがあるらしいから、取り替えようかしら。あと、見栄えは犠牲にして、泥除けは買ったときにつけてもらいました。つけないと服がエラいことになってしまうので。


いまいちばんほしいのは(当家にはすでに2台の自転車がある。置き場所はどうするのか?)、高価なモールトンを別とすれば、ルイガノLOUIS GARNEAU)のMV1。単純にデザインがスキ。平行に並んだ2本のフレームがなんといってもかっこいい。あと、黄色くてメカメカしい折りたたみ方をするディブラッシ(Di Blasi)もいいな。このディブラッシ、お買い物用なのか、リアキャリアの左右に2輪を備えたタイプ、つまり3輪車もあります。もちろん折りたためます(^^)。……自転車の世界も、ガイジンさんのデザインにはかなわんのかのう。