週刊ブックレビュー「Op.ローズダスト」

録画した「週刊ブックレビュー」見る。今週の論評された三冊はどれも面白そうだったな。特に、17億円の当たりくじ(!)の争奪戦を描いているというカール・ハイアセン「幸運は誰に?」がよさそう。


特集のゲスト作家は福井晴敏、取り上げられる作品は、上下巻という大部の小説「Op.ローズダスト」(オペレーション・ローズダスト)。お台場、というか臨海副都心が舞台のため、過去の作品よりは比較的取材がラクだったらしい(^^)。作家は取材先で、アレを壊そう、コレを壊そう……と創造の翼を広げていたそうです。素敵。作家は自作を「ハード・ファンタジー」と呼んでいる。ってことはこの作品も「終戦のローレライ」みたいに、極端に虚構性の高い要素があるのかしら?
関係ないけど、作家はテレビに出演するときでも一人称が「おれ」なのね。そこがかっこいいです。憧れるウ! とはいえいまだ「終戦のローレライ」しか読んでいない私は不勉強に過ぎる。猛省。