BMW Z4

パソコンテレビ「Gyao」、「久米宏のCAR TOUCH!!」#2、BMW Z4の回を見る。クルマの免許さえ持たないわたしが、なんでこんなにも楽しめるんだろう? この番組。BMW Z4、ブタさんのお鼻みたいな、しかも横に大きくびろーんとひろがったフロントのグリルがあまりに強調されすぎている感じで、正直言って好きではないデザインですが、番組を見てるうちに魅力を感じてきました。不思議。


ご近所のガレージに「HAMANN」というロゴが各所に入っている(ごていねいにURLまである)、ロードスター・タイプの白いBMWが停められているのですが、番組で紹介されていたものとはかなりちがう印象。どのシリーズだろう? とネットを検索して初めて、これもBMW Z4だったのだ、とわかりました。ヘッド・ランプまわりのデザインがかなりちがって見える。そのほか、車体下部には整流板? のようなオプション・パーツも組み込まれているようです。ヘッド・ランプは、ひとの顔で言うと、眉間にシワをよせて、なおかつ眼を細め、眉をひそめてる感じに見える。こちらも正直言ってうーん? という印象のデザイン。でも、前を通るたんび、ついつい立ち止まってためつすがめつ見入ってしまう。眼にするのが最近の楽しみ。ひとさまのクルマですけど。かなり早朝の通勤に使っているのか、平日は早めに行かないと見られないことが多い。長距離通勤なのかなー。いや、Z4ならばばびゅん! と速く行けるのでは、などとつまらん想像を働かせます。


Z4が素敵に思えてきたのはなんでだろう。やっぱヨーロッパの車って、たといヘンテコではあってもデザインに迷いが無いからかしら。複雑な線の交わりにも、ちゃんとした必然性を感じられるんですよね、わたしには。ああ、なんかエラそうなことを書きすぎた。


ロードスタータイプではないけれど、友人TS氏が、最近まで紅いBMWのオーナーで、彼の車種のデザインはすごくかっこよかったなあ。なんていうシリーズだったのかしら。乗り心地も音も楽しかったなー。……単純に音だけで言うと、先輩EV氏の愛車、ランサー・エヴォリューションIVがスキですけど。まんがの擬音みたいにブロロロロロロって響くのよ。知人T氏のポルシェにも無理を言って(^^)一度乗せてもらった。あの音も捨てがたい。「シュルルルル」と「フオオオオオ」が混ざり合うんです。さらに、からだの芯まで響いてくる心地よい振動があるのね。


フト思うけどBMWを「ビーエム」って略して呼ぶのは軽薄に過ぎるのかしら。「ビーエムダブリュー」、もしくは「ベーエムベー」と呼ばねばならないのだろうか。中学時代、ヒコーキ好きだったわたしは、一所懸命にバイエリッシュ・モートレン・ベルケと、略さない正式名称で覚えようとしていました(←合ってる?)。第二次大戦当時、BMWは軍用機のエンジンも作っていたので。若いって恥ずかしいねえ、ほんと。
↓「HAMANN」(ハーマン)
http://www.hamann.co.jp/