ネコソギラジカル・下巻
西尾維新「ネコソギラジカル・下巻 青色サヴァンと戯言遣い」読み終わる。……ええっ、こういうクライマックス!? こういうエンディング!? ちょっと、というか、かなりびっくり。もっと……なのかと思ってた。思わず表紙と裏表紙のイラストを、あらためて凝視しちゃった。この絵の意味するところは? そのままに受け取るべきか? わたしの気づかぬ、読み落としているウラがあるのか?
ひとつだけ確かなのは、正直言ってシリーズ全部で9冊ではとてももの足りない。もっと読み応えが欲しかった。途中の巻、途中のストーリーがいくつも抜けている、という感覚がずっとつきまとう。「脳内補完」ってヤツをするしかないのか。もしまたべつの長期シリーズがあらたに始まるのなら、早く読みたい。まあ別のシリーズ「りすか」は絶賛継続中ですけど、「ファウスト」最新刊もまだ未読のありさまだし、大きなことは言えません。