NHKスペシャル アーカンソー州兵の帰還

しばらく前に録画した「NHKスペシャル 兵士たちの帰還 イラク駐留 アメリカ州兵部隊」見る。イラクに派遣されたアーカンソー州兵の取材。今回で三回目でしょうか、「NHKスペシャル」では、イラクに派遣されたアーカンソー州兵をずっと追った番組を放送していますね。奨学金や、月に三万円ていどのお手当てのために州兵として登録し、その結果、イラクに派遣されることとなったひとびとの運命や境遇を思うと、ニホンで安穏と暮らすわたしには、感想のことばが思いつきません。


派遣された州兵の月給は日本円で80万ほどだそうですが、あごや腕を吹き飛ばされて重い障害が残ったり、死亡したりという状況になればとても割には合わないですね、戦場への派遣は。帰還した後も、負傷兵には月当たり30万円ほど支給されるそうですが、医療費を考えるとほんとうに生活が大変らしい。それでも、大きな負傷をして帰還した兵士は「犠牲はつきものだ」、「もういちど行けといわれたらまたいくさ」、と答えていました。それは真意からのことばなのか、それとも。