ノーカット全話放送「女王の教室」

……ぎゃあ！　「女王の教室」の再放送、きのうからやってたんじゃん！　「人気作品だから必ず近いうちにリプレイがあるはず」と、あんなに気をつけていたのに！　……毎日新聞には毎週日曜日に週間テレビ欄がついてくるんだけど、完全に見落としてた！　しかもノーカット放送だとう！　急いでテレビつけると、メインキャラの児童ふたりが楽しそうに「ファッション･チェック」なんてやってる、この再放送のためと思しきおまけ映像も流れてるし。本年最大の不覚なり。ぬうううン。orz　まあDVD-BOX買わないと特典映像も見られないし、いいけどさ。←酸っぱい葡萄　「春に新作を放送する」とあるから、また再放送もあるかな……。

「漫画家になっても、売れなかったらどうするの？」。「この世で幸せになれるのは、たったの6パーセントです」。どひー。ぐぎぎ。悶絶するほど苦しめられるけど、もっと聞かせて欲しい名セリフの数々。「最後の授業」でのセリフも良い。「探究心の無い人間はサル以下です」。

でも、ひさしぶりに「ソフトを買ってでも、手元においておきたい」と思わせてくれる、再見、再々見に耐えるすばらしい作品に出会えました。セリフが良いから音声だけでも楽しめます。また、カメラ・アングルや照明を含む、映像にも趣向が凝らされているから画面だけをとっても見ごたえあるし。ワンショットごとに額装したいほど、どれも美しい。もし予算が潤沢ならば全編にわたってステディカムを使って撮影しただろうなー、などと勝手に素人考えしたり。「ケイゾク」とかと同様に、ビデオ・カメラでも「映画」を撮れるんだな、とつくづく思います。いずれDVDボックス、必ず！　かならず買います。

……あっ、篠井英介じいちゃん（本人は『おばあちゃま』と呼ばせたい）が出てくると、やっぱりぜーんぶ持っていってその場での主役になっちゃう。キャラが強力すぎるけど、ほんとうまいひとだ。わたしは不勉強だもんで、友人M氏に誘ってもらって見た舞台劇「毛皮のマリー」で初めて知った俳優。M氏にはほんと大感謝してます。

女王の教室 DVD-BOX