デスパレートな妻たち #4まで

NHK衛星2「デスパレートな妻たち」#4まで見る。すっごく&ますますおもしろい。ヤリスギぎみのコメディ、と思わせられておいたところで、キュっと感動もさせられる。初回から録画しておいてほんとうに良かった。『24』-TWENTY FOUR-や「エイリアス 2重スパイの女」なみのテンポで、魅力あるエピソードや、くすぐりの小ネタが繰り出される。よくまー次から次へと思いつくな。ギャグにまでちゃあんと伏線が張ってある。手練の技だ。キーファー・サザーランドか誰かがインタビューで言っていたけど、ほんと! いまの米国のテレビドラマは劇場映画を超えていますよ。


ホメる一方ですけど、クサすことも一件あり。こどものADHD(注意欠陥・多動性障害。脳の中枢神経における発達障害の一種)に関する描きかた、特に親の考えかたに、大きな誤解を招く表現があるのが気にはなります。テレビドラマは多くのひとが見るので責任が重い。社会的に重要な題材を扱う際には細心の注意を払っていただきたい。


「ER」のエピソードにADHDを扱ったものがあるらしいですがわたしは未見。シーズンIV、#21「責任ある人々」と、#22「明日への期待」だそうです。どう描かれているのか興味があります。