「ライトノベル☆めった斬り!」トークセッション

ネタは熱いうちに打て! ということで、日付をとばして書きます。
風邪ぎみで頭痛がありましたが、予約できた以上、這ってでもいかねばなりません。「ライトノベル☆めった斬り!」トークセッション。出演:大森望三村美衣、ゲストは冲方丁(うぶかたとう)。於・ジュンク堂書店池袋本店4階喫茶。……激務にある冲方丁は、やっぱり点滴しながら登場……! うそです。ごめんなさい。でも点滴を打っていた病院から直行だったそうです。これは本当。腕まくりをして、いまだはずさぬままの点滴の針を参加者に見せてくれました。ひー。文字通りライトノベルに命をかけています、冲方丁
定員40名、ということでしたが、なぜか立ち見が……? と思ったら、各回関係者のかたもだいぶんいらしていたらしい。映像の撮影も行われていました。冲方丁は背が高いし、ルックスはいいし、おしゃれだし、セックス・アピールはあるし、眼光は鋭いし。あーもーなんで天はひとりの人間に二物も三物も与えるのか。たたずまいも、ライトノベルを熱く語る様も、非常に魅力的でした冲方丁
大森望三村美衣の忌憚無きトーク冲方丁の的確なコメント、とという状況を勝手に想像していましたが、90分間ずうっと、冲方丁トークが中心。たいへんに興味深く、エキサイティングな内容でした。風邪を抱えていなければ、会場で売られていた本を全種類買ってサインをしてもらいたいくらい、興奮しました。

追記01:
冲方丁が導入しつつある、小説作成におけるアシスタント制度に関しては、参加していた業界関係者から実現の難しさを指摘されていました。しかし、なになにだから難しい、かにかにだから無理だ、と問題を先送りしてきたツケがたまりにたまったのが現状だ、と冲方丁は言いたいわけですよね。じゅうぶん承知の上、覚悟の上で。ブレイクスルーは常に激しい批判のもとにもたらされる、わたしはそう思います。冲方丁のアイディアの、欠点、問題点を指摘することはだれにだって容易にできる。そのできないところをなんとかできるように、作家以外のひとたちも知恵を出し合ってほしい、と、冲方丁は言いたかったのでは、とわたしは思いました。
わたしの誤読かもしれませんが、ライトノベルがいまよりもっとおもしろくなり、それがもっとたくさん読めるようになれば、大歓迎です(^^)。

くわしくは、下記「CAXの日記」はじめ、要領よくまとめられている、ほかのかたの日記を読んでいただきいのですが、わたし的にいちばんうれしく、また収穫だったのは、「(ドクロちゃんが人気があるのは)おかゆさんがしっかりしているからです。とてもよく考えている」と、冲方丁おかゆまさきを(いろんな意味で)手放しで賞賛していたこと。……おれはまちがっちゃいなかった……!

トークセッションの様子は、↓こちら「CAXの日記」をポータルサイトにどうぞ。いつも拝読しています。勉強をさせていただいています。
http://d.hatena.ne.jp/CAX/20050129

蒼穹のファフナー (電撃文庫)

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